本業に似た副業がいい?本業の知識や経験を活かした副業の選び方
どんな副業を選んだらよいか悩まれている事はないでしょうか?
もし副業の選び方で悩んでいて、なかなか一歩を踏み出せないでいる様でしたら、先ずは本業の延長で少しずつ副業を始める事がおすすめです。では、本業と全く関係ない仕事を副業として選んだ場合、どのような事が起こり得るか考えてみましょう。
例えば、最近全然運動していないという事で、副業には運動不足を解消するという目的も考慮し、本業と全く関係していない建設現場で働いてみたとします。
「新人さん、その工具箱を4階まで運んでくれ」と頼まれたり、30キロの部材を抱えて往復した後に、木材をトラックから降ろしたりします。
長くて辛い仕事が終われば、普段使っていない筋肉に疲れがたまり、時間をお金に換えたという虚無感だけが残る結果に終わるかもしれません。
この場合、本業と副業は結びついておらず、相乗効果は全くない状態といえます。
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本業では、たとえ労働環境に不満があったとしても、少なからず興味がある仕事に関わっているはずです。もしくは、この分野の仕事ならいいとある程度納得して選んだ仕事でしょう。
納得していなかった仕事だったとしても、働くうちにその仕事が少しずつ楽しくなってくるということもあるでしょう。
本業からの給与で生活している以上、本業はいつかあなたの得意分野となり、知識や結果として蓄積されていきます。設計、営業、経理といったどの様な職種でも、同じ仕事を1年もすればその道のプロになり、その分野に関するスキルは他人より優れたものとなるでしょう。
今の本業を続けたいと考えているのなら、副業は本業と少しでも似ている方が、今までの知識と経験を活かせるため成功しやすいと言えます。
例えば、要領を得るまでの期間も短く、新たな副業を始めるより疲れにくく、ストレスも少なく取り組める。他にも、家族の理解が得やすいとか、基本知識があるので手軽に始められるというメリットがあります。
勿論、リフレッシュや新たな知識を得るということで、全く違う分野での仕事を始めるもいいですが、副業を手軽に始めたいという事であれば、本業と少しでも関連する仕事を選ぶという選択肢も考慮してもよいでしょう。