障害者雇用率ランキング2017年版のトップ3は?
毎年、障害者雇用支援月間である9月に、東洋経済新報社が障害者雇用率ランキングを発表しています。
2017年版は2015年度の障害者雇用率の回答があった企業で、障害者を5人以上雇用している企業を対象に作成される見込みです。
【人気記事】障害者がハローワーク以外の求人サイトを使うメリット
現時点で未だ結果は発表されておりませんが、直近の傾向と、企業の障害者雇用への取り組みにより、予想されるベスト3はこちらです!
順位
|
サイト名
|
説明
|
アイエスエフネットジョイ | ネットワーク構築や、運用、保守に関連する技術者派遣、労働者派遣、職業紹介事業を展開 | |
エフピコ | 食品トレー、弁当・総菜容器の最大手企業。 | |
エイベックス・グループ・ホールディングス | 日本の有名アーティストが多数所属するエイベックス・グループ。 |
アイエスエフネット
2017年版の予想1位はサービス業界のアイエスエフネットです。
2016年版では2位でしたが、近年では1年で100人以上の障害者雇用を増やしており、2017年版では雇用率は15%を超えるのではと考えられます。
法定雇用率が2%で、まだまだこの2%達成も困難と考えている企業が多くある中、15%は素晴らしい数値だと言えるでしょう。
現在の障害者雇用への取り組みが継続されれば、障害者雇用率ランキング2018年版でも同社が1位となるのではと考えられます。
エフピコ
エフピコは、食品トレーや弁当・総菜容器の最大手企業です。
エフピコは14%以上と高い雇用率を維持すると思われますが、近年は障害者の雇用者数の増加が見られない為、2位に転落すると考えられます。
2位といっても、依然雇用率は14%代と非常に高く、3位以降を大きく離している状況です。
エイベックス・グループ・ホールディングス
同社の雇用率は上位2社には劣るものの、昨年同様に6%以上は維持し、3位をキープすると考えられます。
障害者のスポーツに特化した部署を設けている等、障害者の支援につき真剣に取り組んでいる企業のひとつです。
障害者の所属先は管理部門から制作宣伝部門まで多岐にわたります。
注目企業
障害者雇用で注目すべきは、無印良品で有名な、小売業の良品計画です!
近年毎年40人規模で雇用障害者数を増やしております。昨年は8位で、雇用率は4.20%(215人)でしたが、2017年版では5%近くまで雇用率を上げ、順位も2つ程上がるのではと考えられます。
同社はハートフルプロジェクトを発足し、障害者の雇用に積極的に取り組んでおりますので、今後も雇用障害者数は増やしていくでしょう。
ランキング企業で働くには?
障害者雇用率ランキングでは、雇用率上位100社を掲載しております。
つまり、障害者の人数比率が高い、若しくは人数が多い企業で働きたいと考えられている方は、このランキングに載っている企業を優先的に紹介頂けるよう、ハローワークや就労支援会社に相談するとよいでしょう。
雇用率ランキング企業や大企業での求人情報を東京や大阪でお探しの場合は、就労トレーニングを行っており、非公開求人情報が多数ある【ラルゴ高田馬場】 がお薦めですのでご確認下さい。
【人気記事】
・障害者がハローワーク以外の求人サイトを利用するメリット