うつ病を改善するβヒドロキシ酪酸とは?新薬発売日はいつ?

サラリーマンでは珍しくない『うつ病』ですが、今やうつ病を含む気分障害の方は110万人を超え、厚生労働省によると100人中3~7名の方がうつ病経験者という程、世間に広まってきています。

そんな問題となっている『うつ病』について、明るいニュースがありましたのでご紹介致します。

 

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なんと、人の体内で生み出される
βヒドロキシ酪酸(BHB)』という物資に、
うつ病を改善する効果が確認されたと発表されました。

βヒドロキシ酪酸(BHB)とは

βヒドロキシ酪酸(BHB)とは飢餓の時などに肝臓で作られる脳の緊急エネルギー源であり、ブドウ糖を補う物質です。

脂肪酸がβ酸化される事によって、アセト酢酸が生成され、それがβヒドロキシ酪酸へと変化するのです。

 

このβヒドロキシ酪酸には、活性酵素を無害にする効果がある事は以前から知られていましたが、今回うつ病改善効果が確認された事により、更に注目される事となりました。

活性酸素について簡単にご説明致しますと、肝臓で発生しやすい物質で、増加すると、肝機能低下による疲労、細胞老化によるシミやソバカス増加、血管が詰まりやすくなる事での心筋梗塞・動脈硬化・脳梗塞などのリスク増加に繋がるものです。

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うつ病改善への効果確認

体内で生み出されるβヒドロキシ酪酸に、うつ病改善の効果を確認したと発表したのは、鳥取大医学部付属病院の岩田正明准教授の研究グループです。

うつ病はストレス等で脳内に炎症性物質が増加することにより、意欲低下といった症状が出るもので、2015年頃には、アメリカの研究者達がβヒドロキシ酪酸の炎症抑制作用を発表していました。

 

そして今回、岩田准教授のグループが行ったことは、動物実験でのうつ症状の改善確認です。

実験では、前もってβヒドロキシ酪酸を投与したラットと投与していないラット16匹ずつを使用しました。

夫々のグループに、夜間照明等で1カ月間の慢性的なストレスをかけたり、
急性ストレスを与える為に円筒に1時間入れるといった実験を実施。

その結果、βヒドロキシ酪酸を投与したラットのうつ状態や、脳内の炎症性物質が、投与していないラットと比較して約30%少ない事が確認されました。

新たな治療薬の開発

現在の抗うつ薬は、脳機能の障害により足りなくなる物質を補うものが主流です。

今回のβヒドロキシ酪酸のうつ病改善の効果確認で、うつ病を抑える新しい治療薬の開発に繋がると考えられています。

今の時点では新薬の発売日は未定ですが、新薬の開発が、うつ病で苦しんでいる人の症状改善に役立つ事を期待しています。

 

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