ドラフトコーヒーは神戸で飲める?気になる値段や味について調べてみた!
疲れた社会人を癒してくれるコーヒーですが、現在新しい種類のコーヒーが巷で流行っている事をご存知でしょうか?その名もドラフトコーヒーです。
ドラフトコーヒーとは
ドラフトコーヒーとは、アメリカ発祥のアイスコーヒーの一種で、ビールサーバーから泡をたっぷり含ませながら注ぐ、見た目がまるで黒ビールのようなコーヒーです。
2013年に、アメリカ合衆国オレゴン州に本社を置く『スタンプタウンコーヒー (Stump Town Coffee)』が、ビアサーバーのような機材で、コーヒーにビールの様なクリーミーな泡をのせたコーヒーの販売を開始した事がドラフトコーヒーの始まりで、非常に新しいコーヒーといえるでしょう。
同社はサードウェーブコーヒーの火付け役でもあり、ニューヨークやシアトルにも展開しています。その後ドラフトコーヒーは瞬く間に全米に広がり、スターバックスに導入されるなど、ニューヨークを中心に大流行しています。
ドラフトコーヒーのアメリカでの呼び名
実はドラフトコーヒーの発祥地であるアメリカでは、ドラフトコーヒーとは呼ばれていないのです。アメリカでの呼び名は『Nitro Cold Blew Coffee(ナイトロ コールド ブリュー コーヒー)』です。頭についているNitroという単語は日本語で窒素という意味です。ビールのように見せている泡の正体は窒素なのです。
英語でのナイトロ コールド ブリュー コーヒーという名前を日本語で短くし、ニトロコーヒー等と呼ばれておりましたが、日本人に馴染みのある『ドラフトビール』を連想するドラフトコーヒーで次第に浸透していきました。
ドラフトコーヒーの味
見た目はギネス等の黒ビールにしか見えませんが、味は勿論コーヒーです。濃厚なアイスコーヒーで、まろやかな泡の影響でマイルドな印象の味となっています。コーヒーには必ずミルクを入れるという人も、ドラフトビールならストレートで飲めるというぐらい飲みやすい味が特徴です。
ドラフトコーヒーを飲める場所
日本でも関東地方を中心にドラフトコーヒーを味わえる場所が増えています。その中でも全国展開しており有名なのはUCCが運営する『Mellow Brown Coffee』で、自由が丘を本店に、埼玉、神奈川、京都、岡山、広島に店舗があります。
関西では『Drip-X-Café』で飲めます。新幹線が停まる新大阪駅の構内に店舗がありますので、関西の方や、大阪に旅行や出張で来られた方はこちらでドラフトコーヒーを試して頂ければと思います。
関西にはまだ店舗は少なく、日本のコーヒー文化の発祥地でもある神戸でも探しましたが2017年4月1日現在では見つける事が出来ませんでした。しかし、この流行にのって西日本にもどんどんドラフトコーヒーを提供する店舗は増えていくでしょう。アメリカのようにスタバでも飲める日はそう遠くないのかもしれません。
ドラフトコーヒーの値段
さて、気になるドラフトコーヒーの値段ですが、先にご紹介致しましたMellow Brown Coffeeでは550円で、Drip-X-Caféではアイスブリュードコーヒーという名前で650円で提供されています。値段は流行によって今後変更される可能性がありますが、通常のコーヒーより高く、ビールより安いかという感じです。
仕事や転職活動で息抜きが必要な時は、流行りのドラフトコーヒーでリフレッシュは如何でしょうか。