東芝への転職は今が狙い目?経営再建中の東芝の募集職種や給料について考えてみた
アメリカの原子力事業で大きな赤字を出し、経営の立て直しを進めている東芝ですが、
転職サイトでエネルギー分野の広報や、企業統治改革の仕事につき求人を出し、ソーシャルメディアでは「だれが今の東芝に行くんだよ?」と話題になっています。
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東芝に転職するには今?
この状態は、裏を返せば今が東芝に転職するには絶好のチャンスだとも考えられるのではないでしょうか?
勿論、大企業である東芝に就職や転職をする事は容易ではありませんが、以前と比べて、前途多難で先行き不明な状況である事は間違いなく、希望者が減っている今、本当に東芝に行きたい、本気で東芝を変えたいと考えている人にはいいタイミングでしょう。
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東芝の年収は?
四季報では東芝の年収は827万円となっています。
日本のサラリーマンやOLの平均年収が約415万円である事から、この東芝の年収は平均年収の約2倍です!
東芝は、役員だけでなく、正社員の組合員の給料も減らしていく方針と報道されておりますが、それでも日本のサラリーマンやOLの平均年収より下回る事は考えらず、給料を上げたいと悩まれている方には、非常に魅力的な転職先である事には変わらないでしょう。
東芝の求人内容は?
ところで、肝心の東芝の求人情報ですが、転職サイトに掲載されているのは、原発を含むエネルギー事業の広報と、経理財務に関するものです。
震災以降、原子力発電所に対する人々の目は非常に厳しく、今後のエネルギー政策としても増原発での電力供給率を増やす事は考えらえないであろう状況で、どう転んでも原発を前に出した広報は困難で風当りもキツイ事が予想されます。
転職サイトには業務内容として、危機が発生した際のメディアコントロールと記載されておりますが、かなりの責任を負わされる事になるでしょう。
又、経理財務の主な仕事は経営分析や管理会計だとし、「新生東芝」の企業統治を担ってもらうとの事です。
東芝は不正会計問題で経営危機に面し、アメリカ原発事業を巡って巨額損失が判明、そして2017年3月期では債務の超過に陥る恐れも出てきているという状況です。
こんな状況の東芝での経理財務の仕事に対し、ソーシャルメディアで「東芝の経理はさぞかし大変だろう」「いばらの道が待ち受けているに違いない」とのコメントが並んでいます。
東芝は「従来の採用活動の一環」と説明しておりますが、募集部署で働いている人員は、業務内容やプレッシャーで、既に退職や異動を希望したりで人が減っており、人員不足に陥っているのでは?と想像してしまうのは私だけではないでしょう。
東芝は本当に給料が下がるの?
東芝は不正会計問題を受け、去年から始めた給料のカットを新年度も続ける方針を労働組合に申し入れたとの事ですので、本当に給料は下がっていく事が予想されます。
確かに、アメリカの原子力事業で計上する見通しとなった損失 7,000億円はかなりの金額ですので、給料カットは経営立て直しの為にも必要であろう事は理解できます。
給料カットについては、具体的には正社員の組合員全員を対象に、残業手当減額、出張の日当、ボーナスのカットを行う方針を申し入れたとの事です。
役員や課長以上だけの給料の削減に止まらず、20代の社員も全員対象になるようで、東芝からの転職者も多く出るのではと考えられます。
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東芝への転職のまとめ
東芝を本気で変えたいと考えている人には、その熱い思いをぶつけ、転職活動に臨むには非常にいいタイミングだと思われますが、
一方で、入社してからは大きなプレッシャーや責任、給料や待遇に関しての不安は、少なからず感じながら働いていく事になるでしょう。
同じ大企業であったシャープも、今や中小企業となってしまいましたし、東芝にもこの先何が起こるか分かりません。
少し給料が上がるからといって、先行き不安な大企業へ転職するより、今の慣れた職場で、余った時間を使い副業や投資で収入を増やすという選択肢も考えてよいかもしれません。
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