あなたには転職と副業のどちらが向いている?
「前の仕事はやりがいがあったけど、今の仕事内容には魅力が感じられず、段々とまた隣の芝生が青く見えるようになってきた。」
というように、一度でも転職が視野に入ると、今の会社の悪い点・気になる点ばかりが目につくようになってきます。
「本当にこの会社で一生満足できるのか」
「この仕事で自分の能力を活かしきれるのか」
「もっと給料が高い仕事があるのではないか」
と気になってきます。
時間が経てば、それ程気にならなくなり、転職する気持ちも収まる場合もありますが、転職が当たり前の時代になっている現代では、なかなか収まらないものです。
でもあなたには本当に転職が向いているのでしょうか?
転職が向いてる人
もしあなたが以下のどれかにあてはまる状況にいるなら、転職を選んでよいでしょう。あてはまらないのであれば、その転職は少し待って、先ずは副業を試してみる事をおすすめします。
- 今の職場環境が耐えられず、社内の異動でも状況は変わらない。
- 会社の経営の先行きが不安。倒産やリストラの可能性が考えられる。
- 他に本当にやりたい仕事が見つかった。給料は下がっても気にしない、若しくは上げる自信がある。
如何でしょうか?上記にあてはまる状況でしたら、転職を検討してもよいと考えられます。
転職しか状況は変わらないとか、転職より副業がよいとか、様々な意見がありますが、個人的には、一概にどちらがいいと言えるものではないと考えております。
例えば、今働いている会社が中小企業で、異動もないという環境で、パワハラやセクハラを受けて耐えられないという状況だとすれば、精神的な安定はなく、副業を試すとか、楽しむという心境にはとてもならないでしょう。
又、今の会社の先行き不安や、リストラの可能性を感じる状況でも同様で、先ずは安定した職を探したいというのが本音でしょう。
あなたがもし他にやりたい仕事のイメージを明確に持っている場合も、転職はよい選択です。しかし転職しても収入が増えるとは限らないという現実も知っておく必要があります。
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副業が向いている人
一方で、転職ではなく副業が向いてる人は以下の様な状況に置かれていて、今よりも収入を増やしたい、気分転換したい、自分のスキルを活かして仕事を広げたいと考えている人でしょう。
- 今の職場環境は悪くない。悪くても異動すれば解決する見込み。
- 会社の経営は悪くなく、給料の未払い等の問題はない。
- 他に特にやりたい仕事はないけれども、給料は増やしたい。
言い換えれば、今の環境に特に不満はないけど、今の仕事に飽きてきたので何か新しい事をしたい、家族の事を考えて、もう少し収入を増やしたいという方です。
こういった方は幸いにも、本業で生活はできており、精神的にも安定している状況ですので、リスクを負ってまで転職をしなくてもよいでしょう。
副業の種類
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転職には大きなエネルギーを要します。収入も減るかもしれませんし、人間関係等の職場環境も、今より良くなる保証はありません。
もし収入だけに不満があって転職した場合、たとえ転職が成功して一時的に給料が増加したとしても、転職先の業績が悪化した時には、給料やボーナスが下がり、再び転職を考えるという状況に戻ります。
昨今の東京電力や、シャープ、東芝の事例から分かるように、どの企業も100%安心という事はありませんし、常に景気がよいという状況もありえません。不況のタイミングは必ずどこかでやってくるものです。
そんな状況下、何度も転職に成功し、収入も増加させられている人は非常に優秀だと言えるでしょう。
多くの人はどこかでつまずき、転職での給料ダウンや、転職活動中の資金、収入がない期間によって、生涯賃金が着実に減っていきます。
まとめ
一概に転職と副業のどちらがよいという事はなく、今のあなたが置かれている状況をじっくり見つめて、選択することが重要です。
転職や副業を迷っているという事は、少なくとも今の状況を何か変えたいというエネルギーがある状態です。
せっかくの機会ですので、このエネルギーを使って、転職か副業をし、今より豊かな生活を掴みましょう。
人は何かした事より、何もしなかった事を後悔します。人生は一度きりですので、悔いのないよう、思い立った時に行動を始めましょう。