ハローワークでパワハラ!求人相談窓口女性が被害!
ハローワークでパワハラ!
「暴行を振るった上司のいる職場に通うのは辛かった。夜も眠れず人混みが怖くなった。」
「死んだら楽になるのかと考える日々が今、現在も続いています」
と被害者の女性は、記者会見で語りました。
【おすすめ記事】
●障害者がハローワーク以外の求人サイトを使うメリット
静岡市清水区のハローワークで、求人相談窓口で働く40代の女性職員が、元上司からパワハラを受けたとして、国と元上司の男性に対して、約630万円の損害賠償を求める訴えを起こして話題になっています。
事件は、一昨年2015年1月のある日、業務時間に、この女性職員と、窓口業務を統括する50代課長の男性が、他の職員の勤務態度について話している時に起こりました。
求人相談窓口の課長が、突然激しく怒り出し、大声で怒鳴りながら、女性職員の左腕を拳で3回殴ったとの事です。
問題を起こした求人相談窓口の課長は、普段から他の職員に対しても、高圧的な態度を取ることがあったといいます。
この事件がきっかけで、女性は不安抑うつ状態と診断され、合計で約5カ月もの休職を余儀なくされました。
そして、今も病院に通っている状況です。
静岡労働局は、パワハラを指導する労働局で、パワハラが起きたことは遺憾であるとコメントし、パワハラの事実を認めています。
原告代理人の弁護士は、本件はパワハラ防止を啓発する職場で発生した事件であり、国には事の重大性を認識して欲しいと述べました。
ハローワークとは
この事件が起こったのはハローワークです。
皆さん聞きなれた名前かもしれませんが、ここでは簡単にハローワークについておさらいしておきます。
ハローワークとは公共職業安定所の通称であり、国が運営する職業紹介事業を行う組織です。
職業紹介とは、仕事を求める求職者と、人材を求める求人者から申込みを受けて、雇用関係成立を斡旋する事です。
ハローワークの基本業務は、この職業紹介を通して、労働力の需要と供給を一致させることです。
まとめ
国が運営しており、パワハラ防止を広める役割りも担うハローワークで、この様な事件が起こったことは非常に悲しい事です。
人口が減って労働力低下が問題となってきている日本で、求人のマッチングの重要性は増しておりますので、ハローワークの役割りは重要です。
求人情報を探される際には、ハローワークでの求人情報は有益ですが、ハローワークに加えて民間の就職支援企業のサイトに登録すると、更に効率的に就職・転職活動が行えます。
以下の記事が民間求人サイトの活用につき参考になれば幸いです。
↓ ↓ ↓
【おすすめ記事】
●障害者がハローワーク以外の求人サイトを使うメリット