あなたは転職すべき?6つのパターンからみる転職のタイミング
働いていれば誰もが、ふとした瞬間に頭によぎる言葉が「転職」です。
大卒であれば就職してから3年以内に約30%、高卒では約40%もの人が離職しているというデータがあります。実際に転職する人が10人中3人や4人もいるのです!という事は、転職を考えた事がある人はもっといる筈です。
おそらく、あなたの職場でも、転職について考えながら働いているという人は少なくないでしょう。
転職理由は?
実際に転職された人の転職理由はというと、以下内容が挙げられてます。
- 職場の人間関係に耐えられない。
- やりがいがない。思っていた仕事と違う。
- 給料が低い。
- 会社の環境に慣れない。
どうでしょう?あなたも少しは上記の様な事を感じられた事はないでしょうか。
転職するタイミング?
転職について誰でも少しは考えた事があると思いますが、実際に転職する人との違いは、現在の仕事や転職に対する気持ちの度合いです。では、あなたの仕事に対する気持ちが以下6パターンのうちどれに当てはまっているか考えてみて下さい。
<今の仕事に対する気持ち6パターン>
1.現在の仕事が好きで、自分に向いていると感じているので、この仕事を出来る限り続けていきたいと思っている。
2.今の仕事が自分にとって最高のものかどうかはっきりしていないが、一先ずこの仕事を継続していこうと思っている。
3.決してこの仕事は自分に合っているとは思わないが、他にやりたい事、やれる事もなさそうなので、とりあえず当面は続けていこうと思っている。
4.今の仕事は気に食わないし、確実に合っていないと思うが、諦めて続けようと思っている。
5.他にやりたい事はないが、兎に角、今の仕事や人間関係が耐えられないので、可能であれば早く転職したい。
6.他にやりたい事があるので、可能な限り早く転職したい。
あなたの気持ちはどのパターンに当てはまりましたか?
今まで仕事が好きと思っていたけど、昨日の上司の態度や、今日の同僚の一言が原因で、今の瞬間はパターン5になっているという方や、今の仕事に何の疑いもなく取り組んでいたけど、この機会にじっくり考えるとパターン3だったという方がいるかもしれません。
ではパターン別の説明と簡単な分析結果をご紹介します。
<パターン別分析結果>
⇒パターン1の人
あなたの仕事人生はとても順調と言えるでしょう。転職には全く縁がないかもしれませんが、唯一考えられるのは、今の仕事でキャリアアップを考えての転職でしょう。例えば、サッカーでヨーロッパリーグに挑戦している長谷部選手や長友選手、野球で常に上を目指されているイチロー選手のようにです。
⇒パターン2の人
あなたは、どちらかというと現状肯定派です。このパターンには、今の仕事が一番かどうか悩んでいる方と、他にもっと適した仕事がある筈と考えている方がおり、後者の方は自分探しの旅に出てしまう可能性もあります。
⇒パターン3の人
このパターンの方はとても多いと思います。なんとなく今の仕事に就いているあなたですが、その一方で、現状のままではダメだ、何とか変えていきたいと、心のどこかで思っているのではないでしょうか?
⇒パターン4の人
新たな仕事を諦めてでも、今の仕事を続けられる理由は何でしょうか?年齢でしょうか?給料が高いからでしょうか?家業だからでしょうか?人生は一度きりですので、少しずつでも現状を変える事を考えてみる事が、結果的によりよい人生に繋がるかもしれません。
⇒パターン5の人
パターン3と迷われたのではないでしょうか?どちらも今の仕事が嫌という部分は同じです。異なるのは、不満と満足のバランスで、若干満足が強いのがパターン3で、不満の方が強いのがパターン5です。
⇒パターン6の人
このパターンを選んだあなたは、ある意味で最もパターン1に近いです。今の仕事から、次の仕事・職場に移ったとたんに、順風満帆な人生となる可能性があります。このパターンのあなたは、遅かれ早かれ仕事は変わられるでしょうが、焦らずじっくりとお金やタイミングを考えて、次のステージに移る準備をした方がよいでしょう。
パターン4と5の間には大きな差があり、簡単に言うと1から4を選んだ方は現状転職はしない、5と6を選んだ方は転職したいと考えており、数字が大きくなる程、転職への気持ちが強くなっています。つまり、転職のタイミングも、数字が大きい程早い傾向があると考えていいでしょう。
どうしても転職まで踏み切られない方には、今の仕事を続けながら出来る副業もあります。
それぞれのパターンに対する転職や仕事についての具体的なアドバイスは、次の記事でご紹介いたします。