東京都で介護施設への就職・転職でもらえる準備金はいくら?

東京都では2025年に都内だけで介護職の方がおよそ25万人必要となる見込みですが、このままでは3万6千人もの人出が不足します。

その様な状況から、東京都江東区は人出不足が深刻になっている介護の現場を、準備金の支給によってサポートすることを発表しました。

 

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準備金の金額や支給対象

東京都江東区内にある、デイサービス ( 通所介護 )や、特別養護老人ホーム ( 特養 )といった施設へ就職した方には、3万円が準備金として支給されます。

 

又、介護の研修費用につきましても、介護職の初任者研修を修了した際に補助されます。
対象者は、江東区が開催している介護の仕事に関する相談会や、施設を見学に来られた方との事です。

研修費用につきましても、7万円を限度として受講費用の90%が支給されます。

 

介護職の再就職者への準備金貸付

東京には介護の仕事へ再就職される方を対象に、再就職準備金無利子で借りられる制度がある事はご存知でしょうか?

 

この制度は、一度介護の仕事を離れられた方で、ある一定の知識や経験があり、東京都が指定している社会福祉施設等へ介護士として復帰された方が対象となっております。

しかも、再び就職された後、介護職員として2年間働かれると、貸付金の返還が不要となります。

 

この準備金の貸付は、社会福祉法人東京都社会福祉協議会の、東京都福祉人材センターで行っていますので、興味がある方は、以下のウェブサイトをご覧下さい。

・東京都福祉人材センター
https://www.tcsw.tvac.or.jp/jinzai/shikin3.html

 

まとめ

介護士の確保や、介護の仕事への就労意識を高める事による、介護サービスの質の向上、介護職の方の職場定着サポート必要性が認識されてきた事により、準備金の支給貸付事業を行う事例が増えてきました。

まだ、江東区のように準備金の支給を行う事はあまりなく、東京23区では珍しいですが、今後の介護職員が足りなくなる問題を解決するために、少しでも多くの地域で、介護職員や介護士への補助や援助が行わればと考えます。

 

【参考情報】

・江東区の準備金助成事業詳細
https://www.city.koto.lg.jp/211103/fukushi/koresha/jigyosha/kennsyuu.html

 

・介護職の転職・就職におすすめのサイトランキング
http://creativecoachingjapan.org/kaigo-tenshokusaito-ranking

 

・福祉・介護人材の確保対策等(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2016/01/dl/tp0115-1-13-02p.pdf

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